野枝コラム 精油の品質とは?

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品質の確かなケモタイプ精油

アロマテラピーに使われる精油は、100%天然でなければいけません。そうでなければ、植物の命の源そのものの作用を得ることができないからです。

本来精油とは、特定の成分だけを抜き出したり、別の精油や酸化防止剤などと混ぜたり、農薬などが残留してしまっているものではなく、香りを持つ植物(芳香植物)の花・葉・枝・根・種子・樹皮・果皮など、さまざまな部分から抽出された香りの成分のみを濃縮したものを指しています。

それでは、そのような条件をきちんと満たした品質の確かな精油を見分けるにはどうすれば良いのでしょうか?

品質が確かであることを証明するには、ガスクロマトグラフィーなどの非常に精密な機械を使って成分分析し、そのデータを公開するということが必要不可欠です。

野枝で扱っているプラナロム社、KENSO社のケモタイプ精油には、必ずその精油1つ1つに対応する成分分析表がついており、学名、蒸留部位、生育地や蒸留地はもちろんのこと、蒸留年月、ロット番号、芳香成分、残留農薬、屈折率、比重、旋光度、酸価、ケン価化などについて明記されています。

ケモタイプ精油のボトルの中には、植物の命の源が濃縮されています。
そんな植物からの恵みに感謝して1滴1滴を大切に有用に使うことも、とても大切なことなのだと思います。